FOTRIC TD2e Kitの使い方完全ガイド――開封から現場投入までの手順

FOTRIC TD2e Kitは音響カメラの入門モデルとして現場で使いやすい設計になっています。この記事では開封から実際の現場での使い方まで、初めて音響カメラを使う方向けに解説します。

TD2e Kitの同梱物確認

開封時に以下が入っていることを確認してください。

  • 音響カメラ本体
  • バッテリー
  • 充電器・充電ケーブル
  • キャリングケース
  • ストラップ
  • クイックスタートガイド

基本スペックの確認

項目スペック
マイク数64個
周波数帯域2k〜100kHz
測定距離0〜60m
重量770g
バッテリー駆動時間3時間以上
ディスプレイ3.5インチ

電源投入から撮影までの手順

Step1:バッテリーを充電する 初回使用前にフル充電してください。充電時間は約2〜3時間です。

Step2:電源を入れる 電源ボタンを長押しして起動します。起動まで約30秒かかります。

Step3:周波数帯域を設定する 用途に合わせて周波数帯域を設定します。

  • エア漏れ検知:20〜60kHz
  • 放電検知:TD2e Kitは非対応
  • ガスリーク:20〜60kHz

Step4:測定距離を設定する 点検対象までの距離を設定します。距離に合わせて感度が自動調整されます。

Step5:スキャン開始 カメラを点検対象に向けてゆっくりスキャンします。画面上に明るく表示されている箇所が音源です。


現場での使い方のコツ

①スクリーニングから始める まず3〜5m離れた場所から広範囲をスキャンして高輝度スポットを絞り込みます。

②絞り込んだ箇所に近づいて精査する スクリーニングで発見した箇所に1〜2mまで近づいて詳細確認します。

③記録を残す 発見した漏れ箇所を画像・動画で記録します。場所・日時・音圧レベルを記録してください。


バッテリー管理のポイント

  • 1回の点検前にフル充電する
  • 長期保管時は50%程度の充電状態を維持する
  • 予備バッテリーを1本用意すると安心です

よくある質問

Q:雨天・屋外での使用は可能か IP保護等級を確認してください。詳細はお問い合わせください。

Q:データをPCに転送するには USBケーブルまたはSDカード経由でデータを転送できます。

Q:ソフトウェアのアップデートは 定期的にファームウェアのアップデートを確認することをお勧めします。


まとめ

  • TD2e Kitは770gの軽量設計で片手操作が可能
  • エア漏れ・ガスリーク検知に必要な性能を備えている
  • スクリーニング→精査の2段階フローで効率的に点検できる
  • 放電検知はH4以上のモデルが必要

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