サーモカメラ導入前に確認すべき5つのポイント――用途・距離・画素数で失敗しない選び方

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タイトル:サーモカメラ導入前に確認すべき5つのポイント――用途・距離・画素数で失敗しない選び方

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カテゴリー:サーモグラフィ・予知保全


サーモグラフィカメラは価格帯が幅広く、スペックの読み方がわかりにくいため選定に迷う方が多いです。「買ってみたら思っていた性能と違った」というケースも少なくありません。この記事では失敗しないサーモカメラ選定のための5つの確認ポイントを解説します。

ポイント1:主な用途と測定対象を明確にする

サーモカメラの用途によって必要なスペックが大きく異なります。

用途重視すべきスペック推奨モデル
電気設備・回転機の一般点検NETD・フレームレートTK5 Kit・TK7
精密部品・基板の接写点検IFOV・最小焦点距離・マニュアルフォーカスTK6 Kit
高所・遠距離からの点検IFOV・画素数TK7・TK8
広範囲の建物診断FOV・画素数TK7

まず「何を・どのくらいの距離から・どのくらいの大きさの異常を検知したいか」を明確にしてから選定してください。


ポイント2:測定距離と検知サイズを計算する

購入前に必ず以下の計算をしてください。

スポットサイズ[mm] = IFOV[mrad] × 測定距離[m]

正確な温度測定には対象物がスポットサイズの3倍以上のサイズである必要があります。

例:TK7(IFOV 2.23mrad)で5m離れた場所から点検する場合 スポットサイズ = 2.23 × 5 = 11.2mm 正確な温度測定に必要な最小サイズ = 11.2 × 3 = 約34mm以上

測定対象が34mm以上であれば正確な温度測定が可能です。


ポイント3:NETDで微小な温度差を検知できるか確認する

NETD(温度分解能)はカメラが識別できる最小の温度差です。数値が小さいほど高性能です。

NETD検知できる温度差用途
100mK0.1℃以上大まかな点検
80mK0.08℃以上一般的な設備点検
40mK0.04℃以上精密な異常発熱検知

FOTRICのTK5〜TK8は全モデルNETD 40mKを実現しています。同価格帯の他社製品と比較して高い感度を持っています。


ポイント4:フレームレートで動画のスムーズさを確認する

フレームレートは1秒間に何回画面を更新するかを示します。

フレームレート特徴
9Hzカクつきがある。静止した設備の点検には問題ない
30Hzスムーズ。歩きながらのスキャンや動く設備の点検に有利

FOTRICのTK5〜TK8は全モデル30Hzに対応しています。歩きながら広範囲をスキャンする用途では30Hzが有利です。


ポイント5:デモで実際の現場で確認する

スペック表だけでは実際の現場での使いやすさはわかりません。導入前に必ず現場でのデモを実施することをお勧めします。

デモで確認すべき項目は以下の通りです。

  • 実際の測定距離での画像の鮮明さ
  • 放射率設定の操作のしやすさ
  • データの記録・保存方法
  • レポート作成のしやすさ
  • バッテリー持続時間

現場デモを実施することで導入後のミスマッチを防げます。


FOTRICモデル別選定ガイド

モデル特徴こんな現場に向いている
TK5 Kit20万円台・320×240・NETD40mK予算を抑えて始めたい・一般的な設備点検
TK6 Kit30万円台・マニュアルフォーカス・最小焦点距離0.15m精密部品・基板の接写点検が必要
TK740万円台・384×288・広視野角広範囲を効率よくスキャンしたい
TK850万円台・384×288・IFOV1.14mrad遠距離から高精度な点検が必要

まとめ

  • 用途・測定距離・検知サイズ・NETD・フレームレートの5点を確認する
  • IFOV×測定距離でスポットサイズを計算してから選定する
  • FOTRICは全モデルNETD40mK・30Hzを実現している
  • 精密接写が必要な場合はTK6 Kitのマニュアルフォーカスが有効
  • 導入前の現場デモで実際の性能を確認することが最重要

サーモカメラの選定相談・現場デモを無償で承っています。測定距離・対象設備をお聞かせいただければ最適なモデルをご提案します。

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